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水質保全の広報活動

写真  相模湖水質管理センターは、FM相模で「合成洗剤の使用抑制」や「不法投棄の防止」を啓もうするためのCMを流しているほか、次のような記事や番組で取り上げられています。


神奈川県広報誌「生活水かながわ」(随想録 清流への一滴の心)

 神奈川県の広報誌「生活水かながわ」に随想録として、関戸進の記事が掲載されました。記事では、水と自然の美しかった昔の相模の光景を振り返りながら、水源の街の水質保全の大切さを訴えています。
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FM相模 ランチBox特集「水の郷からこんにちは」

 2010.9.21(火) FM相模 ランチボックス特集の「水の郷からこんにちは」(2010年9月21日(火)放送)に社長の関戸進と総務担当の江渕福子が出演し、相模湖のアオコ問題の解決策についてお話ししました。番組の内容は次の通りです。

 最近は少なくなりましたが、相模湖ではアオコが大量発生することがあります。アオコが発生するとアオコが出す毒素が原因で、飲料に適さない水となります。

琵琶湖 アオコの発生は主に、家庭から流れる生活雑排水、特に雑排水に含まれる窒素・リンの増加が原因です。
相模湖だけでなく、日本各地の湖では昭和50年代ごろから、家庭から流出する生活雑排水が原因でアオコが大量発生するようになりました。そのころは琵琶湖の水の汚染が大変な社会問題になっていました。その後琵琶湖では周辺自治体の条例の整備で無リン洗剤の使用が進み、湖の汚染は改善しました。

 相模湖でも洗剤の使用は改善したはずですが、それでも毎年アオコが大量発生しています。現在使われている合併浄化槽ではアオコ発生の原因となる窒素・リンを十分除去できないためです。

 相模原市では、その後下水道が整備されていきましたが、水源となる旧津久井地区では、アップダウンが多く、下水道の敷設に膨大なコストがかかります。そこでH21年〜H31年の間に高度浄化槽を普及させる方針が決まりました。(7,400基)

 高度浄化槽は窒素とリンをほぼ完全に除去できるので、相模原市の計画が実現すると、相模湖の水質は大幅に改善しアオコの発生を食い止めることができます。 湖に入ってくる水のなかで、生活雑排水は非常に大きな割合を占めます。昔は洗濯水や米のとぎ汁、し尿等の生活雑排水は農作物の肥料にして植物に撒いていたため、水は自然に浄化されていました。しかし現在では、家の中さえきれいになればいいという考え方で、全部水で流してしまいます。このような大量の生活雑排水を、高度浄化槽によりきれいな水にして湖に戻すことができます。

 私は、もとは当地でバスの運転手をしていました。毎年汚れていく相模湖の水を運転席から眺めながら、この会社を立ち上げました。会社を立ち上げた時から相模湖の水をなんとかきれいにしたいと考えてきました。高度浄化槽の普及推進により、私の長年の夢を実現することができます。

FM相模 ランチボックス「ここはどこですか?」

 FM相模 ランチボックス ご当地クイズ 「ここはどこですか?」(2010年7月29日放送)で弊社が出題されました。番組では、第一ヒント、第二ヒントから正解を考えます。正解者にはポイントが付与され、ポイントがたまると番組特性の景品がもらえます。番組で出題された内容は次の通りです。

問題

会社の名前を当ててください。

第一ヒント

・私は相模原市内の森の中にいます
・近くからは大きな観覧車が見えます
・幹線道路から、トンネルをくぐらず左折をして山の中に入るとその会社はあります
・会社の敷地内にはヤマユリが群生しています

第二ヒント

・相模原市内からもヤマユリの群生を見に来る人がいます
・検査をしたり、管理をする会社です
・湖のそばにある会社です

正解

・桂橋のそばにある相模湖水質管理センターです
・浄化槽の管理をしています
・会社の敷地内には約100株のヤマユリが咲いています

写真  昨年は220本のヤマユリが咲いていましたが、今年はイノシシに食べられ、半分以下に減ってしまいました。防護用のネットを張るなどして来年はもっと多くのヤマユリを咲かせたいと考えています。ヤマユリは旧相模湖町のシンボルとなる花です。1m以上もあり、白地にオレンジ色の斑点がある花が咲きます。ヤマユリのシーズンは6月から8月ごろまでですので、ぜひ見に来てください。